梅雨入り間近 賃貸住宅でできる湿気・害虫対策
皆さんこんにちは
今年も春が短かったですね体感では既に夏です
この時期になってくると入居者様からのお問合せが増える内容として「カビ」「異臭」「害虫等」に関するものがあります。
最近実際にあったものでは
・カーペットの下にカビが生えてしまった。
・庭にヘビが出た。
・共用部にゴキブリが入ってくる。
・スズメバチの巣ができたので撤去してほしい。
こんなものがありました。昨日さっそくスズメバチの巣を処理してきたところです
賃貸管理スタッフが全ての問題を解決できるとは限りませんが可能な限りのスピード感で対応したいとは考えています。
スズメバチの巣もサイズ等によっては専門駆除業者を呼ばなくてはなりません。
お庭にヘビが出る、共用部にゴキブリが入ってくる、こうしたことも100%予防することは難しそうです。
入居者様が日頃心掛けることで予防できそうな項目を3点ご紹介します。
1.室内やキッチンの清掃・ゴミ管理を徹底する
好きでお部屋を汚くする人はいないと思います。
でも忙しかったりうっかりして生ごみを放置したりすると室内にもコバエが発生してしまったり、ゴキブリなどを呼び込んでしまうこともあります。
ゴミを密閉して管理することも非常に効果的です。
もちろんゴミ集積所に出す際にも液漏れ等ない状態にし、定められた日時にゴミを出すことが重要です。
お部屋の中ではないからと、生ごみの処分をおろそかにすると今度はカラスや野良猫に狙われるということもあります。
2.窓やドア、排水口などの隙間をふさぐ
完全に締め切るという意味ではありませんよ。
換気設備やエアコンを上手に利用しながら害虫等が入るルートを遮断します。
盲点なのは排水トラップの封水切れです。
長くなってしまうので細かい説明はしませんが、「排水トラップ」や「封水」と検索してみてください。
一般的に排水口と下水の間には水の層で臭気や害虫を通さない仕組みがあります。
水の層なので暑い日が続いたり、しばらく排水することがなかったような時に乾いて水がなくなります。
そうすると室内に異臭(下水臭)が充満する、害虫がどこからともなく(排水口からです)やってくることにつながります。
3.湿度管理や換気を心がける
我が社のオフィス、賃貸管理部付近にも除湿器(加湿器)を2台置いてあります。
毎朝毎夕除湿された水を捨てていますが定期的に水が溜まります。
それだけ今は湿気が多いということです。
湿気の多い状態で風が滞るとそこがカビの温床となります。
エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用するなどして部屋に風が通るような環境をつくることが重要です。
窓を開けるというのも一方向だけ開けても通風は期待できません。
二方向の窓を開けられるならばどちらも少し開けることで風の通り道ができます。
一方向にしか窓がないというお部屋でも換気扇で風の出口をきちんとつくってあげると良いでしょうね。
近いうちに関東も梅雨入りというニュースがあるでしょう。
健康・快適に梅雨を乗り切るために上記3点を心掛けてください。