スタッフブログ
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SDGsを考える

皆さんこんにちは。

すっかり暖かくなってきて毎朝春を感じるようになりました。

今朝も原付で通勤している間、くしゃみ連発でマスクがダメになりました。

春ですね。。。

 

先日弊社の研修でSDGsについて主体的に考えるという時間が設けられました。

これだけあちこちで目にするようになったのでざっくりした意味合いは知っていましたが

自分自身で深堀したことはありませんでした。

 

2030年までに世界全体で実現したい17のこと。

あとたったの7年しかないわけですから、既に私たちの生活のすぐ近くにこの言葉はあるんですね。

 

自分一人ではまず利用しないのですが、某ファーストフードのお店は子供たちに大人気です。

先日家族でテイクアウト利用した際、私は○ックシェイクを注文しました。

家族はそれぞれコーラなどを注文しています。

この時、噂の紙ストローが1本提供されました。

1本だけ様子の違うドリンクは私の○ックシェイクなので、特に疑問ももたずに

○ックシェイクに紙ストローを差して飲みはじめました。

 

・・・まず

そもそも半分凍っている○ックシェイクなので、紙ストローを吸うと

ドリンク以前に紙の粒子?の間から空気が入ってきます。

苦労してドリンクが口に届いても、なんだか紙を食べてるような

まさにそんな味が主役です。。。

買った食べ物に文句を言ったり残したりしない私ですが、申し訳ないけれどこれは受け付けませんでした。

 

そうしてまた同じことがあってはいけないと、某100均でステンレスのストローを家族分購入した次第です。

ステンレスのストローで飲むドリンクは冷え冷えでおいしいです

これで今後某ファーストフード店でテイクアウトする際には「ストローは結構です」と言えます。

期せずして環境に配慮した行動をとったことになります(動機は不純かもしれませんが)。

 

なぜこんなまずい(失礼)紙ストローなんていうものが採用されたのか。

その背景には海洋ゴミとして世界中の海を汚しているプラスチックゴミの存在があります。

ご覧になった方も多いと思いますが、鼻にストローが刺さったウミガメ、

環境保護団体の職員?がそれを抜いている映像があります。

ウミガメは涙を流しているように見え、苦痛そのものといった印象です。

海洋を漂うゴミを食料と誤って海の生き物が食べてしまう、そんな事象がたくさん報告されているそうです。

 

コンビニやスーパーでビニール袋の無料配布がなくなり、皆がエコバッグを持ちだしたのも

この一連のニュースの影響が大きいかと思います。

 

海洋ゴミをなくすこと、無駄な資源利用を減らすこと。

これらはとても良い考え、良い取り組みだと思います。

でも敢えて言うと、紙ストローはないだろうなあ。。。

私が某ファーストフード店の意思決定を担う立場であれば

(紙ストローで○ックシェイクを飲んでいることが前提ですが)

きちんとリサーチしたうえで紙ストローを採用する以外の方法を考えたと思います。

例えば10円値下げしてそもそもストローをつけないとか。

 

果たして何が正解かは2030年以降に評価されるのでしょうし

いろいろなことを考える契機になればそこに意味はあると思います。

ステンレスストローを片手に、地球の未来についてもう少し考えたいと思いました。

 

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