玄関の鍵が回りにくい!そんなときに試してほしいこと
こんにちは。
話題のサイバー攻撃?PHP?の影響でしばらくブログが投稿できずにいましたがなんとか回復したようですね。
今回は、玄関の鍵についてのお話です。
「玄関の鍵が回りにくいんです」
「鍵をかけようとしても、途中で引っかかってしまいます」
管理会社には、このようなお問い合わせが時々寄せられます。
鍵が壊れてしまったのではないかと心配になりますが、実は鍵そのものに問題がないケースも少なくありません。
特に、初めて鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションで一人暮らしを始めた学生さんなどから、ご相談をいただくことがあります。
■ 原因は「室内の気圧」かもしれません
マンションは気密性が高い建物も多く、窓や玄関ドアを閉めた状態で換気扇を使用すると、室内の空気が外へ排出され、室内の気圧が外より低くなることがあります。
これを「負圧」といいます。
室内が負圧になると、外からの空気の圧力によって玄関ドアが室内側へ押されます。
その結果、ドアと枠の位置関係によっては鍵のかんぬき部分に負荷がかかり、鍵が回りにくくなることがあります。
鍵が故障したわけではなく、気圧の違いが原因となっている可能性があるのです。
■ 換気扇を使っていなくても換気されている?
実は、ここが意外と知られていないポイントです。
最近の住宅には「24時間換気システム」が設置されていることが多く、入居者様が特に操作をしなくても、室内の空気を入れ替える仕組みになっています。
例えば、浴室やトイレの換気扇が常時運転していて、室内の空気を屋外へ排出している場合があります。
「キッチンの換気扇は使っていないのに、どうして?」
と思われるかもしれませんが、こうした常時換気によっても室内が負圧になることがあるのです。
本来は給気口などから外の空気を取り込む仕組みですが、給気口が閉まっていたり、家具などでふさがれていたりすると、十分な空気が入らず、気圧差が大きくなることがあります。
24時間換気は室内の空気環境を保つための大切な設備ですので、基本的には常時運転しておく必要があります。
■ まずはこんなことを試してみてください
玄関の鍵が回りにくいと感じたら、次のことを確認してみましょう。
① 窓や給気口を開けてみる
安全に開けられる窓を少し開けたり、給気口が閉まっていないか確認したりしてみてください。
外の空気が入ることで室内外の気圧差が小さくなり、鍵がスムーズに回るようになる場合があります。
② 換気扇の運転状況を確認する
キッチンや浴室の換気扇が動いていないか確認してみましょう。
通常の換気扇であれば、一時的に停止することで症状が変わるか確認できます。
なお、24時間換気システムについては、基本的に常時運転が必要な設備ですので、停止したままにしないようご注意ください。
③ ドアを開けた状態で鍵を動かしてみる
ドアを開けた状態ではスムーズに鍵が回るのに、閉めると回りにくい。
そんな場合には、鍵の内部ではなく、ドアと枠の位置関係や気圧差が影響している可能性があります。
ただし、ドアの建付けなど、別の原因も考えられます。
■ 無理に回さないことも大切です
鍵が回りにくいからといって、力任せに回してしまうと、鍵が曲がったり折れたりするおそれがあります。
今回ご紹介した方法でも改善しない場合や、ドアを開けた状態でも鍵が引っかかる場合には、管理会社へご相談ください。
■ 住まいが変わると、意外な違いもあります
実家では何ともなかったのに、初めてマンションに住んでみると、玄関ドアが重く感じたり、鍵が回りにくく感じたりすることがあります。
建物の構造や気密性が違えば、こうした現象が起こることもあるのです。
「鍵が壊れた!」と思ったら、まずは窓や給気口、換気設備を確認してみてください。
ちょっとしたことで解決するかもしれません。
もちろん、改善しない場合には無理をせず、お気軽に管理会社までご相談ください。


























