ヒヤリ・ハット
こんにちは。
賃貸メンテナンスチームの荒井です。
今年も残りあとわずかとなってまいりました。
この時期は年末の焦りから事故やケガが増える時期でもあります。
忙しい時期だからこそ余裕を持った行動を心がけましょう。
さて、皆様は「ハインリッヒの法則」をご存じですか？
「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する」という法則です。
先日、今年最大のヒヤリ・ハットを経験してしまいました…
とある倉庫の解体工事を行わせて頂いた時のお話です。
この倉庫は長らく使用されておらず、老朽化が進んでしまった為に解体することとなりました。
作業の下見をさせて頂くため、入口のガラス戸を取り外し中に入ってみたら室内に見慣れないものが…
それがこちら
なんだか分かりますか？
これ、特大サイズのスズメバチの巣です。
幸い12月中旬ということもあり巣は使われていませんでしたが、状態からみて今年の11月頃までは使われていた巣のようです。
一般的にスズメバチの活動期間は4月～11月だと言われています。
これがもし1か月早かったら…
もし、ドアの真上に巣が作られていたら…
と考えるとゾッとします。
長年使われていなかった倉庫の扉を不用意に開けてしまったことを反省しつつ、「扉を開ける」という誰でも日々行っている単純な作業であっても場合によっては大事故につながる恐れがあるのだということを再認識させられた出来事でした。
これから年末にかけて慌ただしい時期が続きますが、ちょっとした不注意が大事故に繋がるということを再確認し安全で明るい年末・年始をお過ごしください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
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