さよなら禰豆子
皆さんこんにちは。
つい先日、我が家の一員であるハムスターの禰豆子が永眠しました。
今は安らかにお庭に眠っています。
今日はそんな禰豆子のお話。
２年半ほど前、管理物件で迷い猫が見つかったことがあります。
まだ赤ちゃんでしたので放置しておけば死んでしまうでしょう。
会社から自宅まで連れて帰り、ミルクや湯たんぽを用意して猫ちゃんの世話を家族みんなでしたものです。
猫好きの友人に引き取ってもらうことができて、今もその猫ちゃんは元気に幸せに暮らしています。
その猫ちゃんとはたった数日の付き合いでしかなかったのですが、
それまでペットのいなかった我が家では深刻なペットロスが発生してしまいました。
ふと気がつくと家族の誰かがペットショップにいる、お互いに写真がlineで送られる、そんな毎日でした。
ある日帰宅すると見慣れないケージがあり、その中に禰豆子がいました。
「あまりに可愛いから買ってきちゃった
」だそうです
幸い我が家は誰もが動物好きでしたので無事にその日から禰豆子が家族に加わりました。
ちなみに名づけ親は私です。その頃ちょうど『鬼滅の刃』が流行していて
見たことのない私でも禰豆子という名の鬼の女の子がいることくらいは知っていました。
「ネズミ色のハムスターの女の子なんだから禰豆子でいんじゃね？」
とあっさり末娘の名前が決まりました。
我が家のペット熱は収まることを知らずにその後ワンちゃんを二匹お迎えすることになり大所帯となりました。
生き物のいる暮らしは大変なこともあるけれど豊で幸せなものです。
あんなに小さいハムスターの禰豆子がいなくなってさえ、我が家は暗く沈んだムードです。
もう誰も中にいないケージの中の様子を、二匹のワンちゃんがいつも気にして覗きます。
「もうお姉ちゃんはいないんだよ」と話すと心なしか泣いているような顔をします。
食いしん坊で回し車が大好きだった禰豆子。
お空の上で今も回し車を回しているに違いありません。
さよなら禰豆子、今までありがとう。
