賃貸管理部冥利に尽きる話
皆さんこんにちは。
繁忙期がようやく終盤に差し掛かり、少し時間に余裕がうまれてきました。
この期間、新生活をスタートする皆さんも忙しいですが、
私たち賃貸管理に携わる者も大変に忙しくさせていただきました
良いことです!
以前からお伝えしているように、私は賃貸管理部で退去立会いという業務を主に手掛けています。
多くの入居者様が次の暮らしへと旅立っていく、その最後の日に立ち会う仕事です。
長く暮らした方、短い期間で引越となってしまう方、
転職や転勤、家族構成の変化、それぞれの入居者様にドラマがあります。
そういえば、賃貸管理をテーマにしたドラマや映画、漫画を見たことがないですが
企画したらかなり面白いものができそうです。
関係者の方、企画してみませんか?
さて、今日はそんな退去立会いの中で嬉しかったことを共有させていただきます。
あるお部屋の退去立会いを行いました。
そのお部屋・マンションは私が土地活用の担当をしていた時に、
オーナー様と、そして弊社の設計担当や管理担当と一生懸命に企画したマンションでした。
駅からの距離、周辺の市場動向、競合物件の賃料や設備、ターゲットとなる入居者像、
様々なことを検証し、その結果できあがったマンションは新築後ずっと
満室を維持してオーナー様にも喜んでいただいています。
退去立会いの際、入居者様にお部屋の感想をお聞きすることがあります。
この日も同じようにお聞きしました。
入居者様は転勤で東京の物件に引っ越すのだそうです。
「とっても良いお部屋だったので引っ越すのが残念です」
駐車場のスペースに余裕を持たせたこと、室内の収納はこんな意図で企画したこと、
オーナー様と考えたターゲット層のこと、
普段はそこまでお話することはないのですが、嬉しかったのでいろいろな話をさせていただきました。
そのひとつひとつが、このマンションの企画が間違っていなかったことを証明してくれました。
「お世話になりました」とお部屋を出ていった入居者様。
その後原状回復工事の準備で作業をしながらふとバルコニーから階下を見下ろすと。。。
入居者様が名残り惜しそうにマンションの写真を撮っているのが見えました。
春は出会いと別れの季節
私の周りでもいろいろな環境の変化があります。
新しい生活をスタートする皆さん、それぞれの場所で頑張って
私たちは入居者様やオーナー様、そして大切な仲間をいつも応援しています。
いつもありがとうございます