こんにちは。
賃貸管理部 賃貸メンテナンスチームの荒井です。
桜も咲いて、だいぶ春らしくなってきましたね☆
・・・なんて思っていたら、本日まさかの雪⁉
私の経験では、満開の桜と雪の共演を見たのは初めてです。
調べてみるとこの時期に雪が降ったのは10年ぶりとの事。
なんとも幻想的な風景を見ることが出来ました。
さて、今回は給湯器と水栓の仕組みについてご紹介させて頂きたいと思います。
新しくご入居されたお客様からよくお問合せ頂くのが、給湯器からの水漏れです。
実はこの入電の多くは故障でもなんでもないんです。
まず、簡単に書くと図①のような仕組みになっています。
水は基本的に給湯器は関係なく直接水栓と結びついています。
一方、お湯の方は給水管から給湯器を通り加熱された水(お湯)が水栓へと繋がっています。
水栓はお湯と水の流れを切り替える「スイッチ」のような役割を持っています。
ここで注目して頂きたいのが、給湯器についている「水抜栓」(ピンクの丸)の存在です。
水抜栓は、給湯器を使用しない場合タンク内水が凍結して破損しないように
給湯器内に残留している水を排水させる為の栓です。
この、水抜栓から水が漏れているというのが上記のご入居者様からのお問合せで多いパターンです。
では、なぜ水が漏れるのか見ていきましょう。
まずは、通常時の水の流れです。
続いて、通常時のお湯の流れです。
さて、問題は次の「異常時の逆流」です。
図のように、水栓のハンドルを中途半端な位置で使用してしまうと
水栓自体が給水管と給湯管を繋ぐパイプ役になってしまい水が給湯管を逆流します。
その逆流した水が先ほどの「水抜栓」よりあふれ出すのです。
この現象が起きるのは、ある一定の条件を満たした時のみです。
その条件とは、ガスの開栓作業を行わず水栓を水とお湯の間(中途半端な位置)で使用すること。
こな二つの条件が揃ってしまうと水漏れが起きるのです。
基本的にガスの開栓時にガス屋さんが水抜栓を閉めてくれます。
新しくご入居された方からの入電が多いのは、このような理由からなのです。
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