いつも元気なフセガワです。
今日は高校野球の話を書きます。
・第102回全国高等学校野球選手権大会中止決定(ぞくにいう夏の甲子園です)
・埼玉県大会中止決定
高校野球経験者として、なんとも言えない気持ちです。
私の母校の現監督は、複雑な想いの生徒の為にこんなレポート課題を出したそうです。
◆「大会運営の立場に立って、代替大会を行うには」
2、3年生とも自分のことで辛いのに、色々とチームのことを考え、
運営側の立場で問題点を洗い出して、考えられたレポートだったそうです。
レポートを課した理由は2つ。
1.「やりたい」「無理」だけで物事を考えてほしくなかったから。
やる為にはどうするか・やる工夫・やる準備を考えてほしかったからだそうです。
2.将来コロナのせいや、◯◯のせいにしてほしくなかったからだそうです。
この経験があったからって思える人生にしてほしかったからとのこと。
涙。
この監督(先生)すごい好きです。
すごいよ、この発想。
4月の中旬には2日間一人でグラウンドにいたそうです。
生徒たちの大切な場所、たくさんの思い出や思い入れの場所。
そして私を含めたOBの原点の場所という考えのもとで、
いつ生徒たちが戻ってきてもいいように、土と会話をして、生徒たちがプレイしているのをイメージしながら整備や掃除をしたそうです。
涙。
わが社に経営理念があるように、
現監督のチームにも、野球を通じた根底的な考えがあります。
・全員主役、全員脇役
チャンスは常に、チャレンジも常に。成功も失敗もたくさんできて苦楽を共有
・地元に愛されるチーム
2020年で創立100周年。毎週近隣清掃。
・社会に出て活躍できる人間に
どこにいっても通用するために、やはり「人」という考え。
積み重ねが当たり前になり、当たり前がいつも通りになるという想いをもとに。
・いつまでも野球を、、、
どんなことがあっても高校野球を続けてほしい
大好きな野球を嫌いにならないでほしい
次の世代に野球をつなげてほしい
あー、好きです。この人。
素直にかっこいいです。
5/28埼玉埼玉新聞ニュースでは、県高野連が代替となる県独自の大会の8月中の開催へ向けて準備すると発表したようです。
私自身この結果は見守るしかありません。
この先生のブログを読んで、
改めて、日々悔いのないような考えと行動をする!と心に決めたわたしです。
ありがとうございます!監督!!先生!!