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北垣達也の記事一覧

はじめまして!北垣達也と申します。『日々是勉強』をモットーにお客様に喜んでいただけるよう常に努力してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

ドアノブがぐらぐら?意外と多いドアの不具合とその原因

退去修繕で気づいたドアノブの違和感

 

室内の確認をしていると、居室のドアノブに少しぐらつきがありました。

開閉には問題ありませんが、触るとわずかに動くような感覚。

このような症状は、実は意外と多く見られる不具合のひとつです。

ドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直す

 

 

原因は“気密性の高さ”と“開閉の勢い”

 

今回の原因は、気密性の高い部屋でドアを勢いよく開け閉めすることによって、レバーハンドルの固定が少しずつ緩んでしまったものでした。

気密性が高い空間では、ドアを開けるときに空気の圧力差が生まれやすく、

その反動でドアノブやレバー部分に負荷がかかります。

この積み重ねが、やがて「ぐらぐら」とした緩みにつながることがあります。

 

調整方法

今回のドアノブには、レバーハンドルの片側に固定用のネジがついていました。

次の手順で調整を行いました。

 

ネジをゆるめる

ドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直すドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直す

 

レバーを両側から軽く押し込み、軸のゆるみをなくす

ドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直す

 

 

再びネジをしっかりと締め直す

ドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直す

 

最後にレバーを回して、スムーズに戻るか確認

ドアノブ レバーハンドル 調整 グラグラ 直す

 

この作業でぐらつきが解消され、スムーズな動きに戻りました。

 

まとめ

 

ドアノブの緩みは放っておくと、レバーが抜け落ちたり開閉しづらくなったりする原因になります。

早めに気づいて調整すれば、簡単に直せることも多い不具合です。

 

「うまくできるか不安…」という方は、お気軽に管理会社までご相談ください。

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川越の賃貸物件をお探しの方は、管理会社 川木建設へ

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1+

明かり漏れで気づいた引き戸の不具合、簡単調整で解決

引き戸が重く感じたら要チェック

ある日、普段使っている引き戸を開けてみると、いつもより重く感じました。
「なんだかスムーズに動かないな…」と違和感を覚え、扉をよく観察してみることに。

室内引き戸 立て付け調整室内引き戸 立て付け調整

光を通して確認すると…

引き戸を閉めた状態で、裏側から懐中電灯を当ててみると、隣の部屋に光が漏れていました。
つまり、扉が傾いていて、ぴったり閉まっていなかったのです。

室内引き戸 立て付け調整

傾きの原因は?

最初は「枠が曲がったのか?」と思いましたが、よく確認すると原因は扉の下についている車輪(戸車)
長年の使用で少しずつ傾いてきて、結果的に引き戸全体が傾いてしまったようです。

戸車の調整で解決

扉の下には調整用のネジがあり、それを回すことで戸車を上下左右に動かせます。
今回はそのネジを調整して扉の傾きを修正しました。

室内引き戸 立て付け調整

施工後の確認

再度、光を裏側から当ててみると…今度は光漏れがなく、ぴったりと閉まっていました。
開閉もスムーズになり、無事に施工完了です。

室内引き戸 立て付け調整

引き戸が重い・隙間が気になるときは、まず戸車を確認してみると解決する場合があります。
ただし、戸車の調整は全体のバランスやドア枠の経年変化を考慮する必要があるため、自己判断だけでは難しいケースもあります。
自分で直すことも可能ですが、不安なときやうまくいかないときは、お気軽に管理会社までご連絡ください。

2+

「ちょっと交換するだけ」のはずが…鍵交換3時間耐久戦

皆様こんばんは。
川木建設の北垣です。

今回は、「握り玉」と呼ばれるタイプの鍵の交換に挑戦しました。
握り玉とは、ドアノブと鍵穴(シリンダー)が一体型になっている古いタイプの鍵で、賃貸物件などでもよく見かけます。

鍵交換スタート!

交換作業は一見簡単そうに見えますが、これがなかなかの難敵でした…。
まず最初の工程は、室内側のドアノブに開いている小さな穴を見つけること。この穴は、ノブを固定している留め具を外すためのポイントです。

ここに、鉤爪(かぎづめ)状の特殊スパナを引っかけて、くるっと回すことでノブが外れる仕組みになっています。

握り玉 鍵交換250719185401843

ここからが本番。まさかの3時間…

ドアノブを外すと、今度はネジが現れます

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このネジを外すことで、外側(部屋の外)のドアノブが外れる仕組みになっているのですが……。

これが一筋縄ではいきません。

ドライバーで回しても回しても、押しても引いても延々とネジが回り続け、全く外れる気配がないのです。

いくら丁寧に回しても、ネジは空回り。
——だったらもう、力で解決するしかない。

ということで、ボルトクリッパーを手に取り、ネジの頭を飛ばすという強硬手段に出ることにしました。

しかしここでも、またしても壁が立ちはだかります。
ネジそのものがガッチリとパーツに囲まれ、鋼鉄の要塞のように守られている状態だったのです。
「刃が通らない……。なら、周囲から切り倒していくしかない。」

一つひとつ、周りのパーツを破壊・切断しながら、
ようやく、ようやくネジ本体へとたどり着きました。

この時点で、すでに3時間経過

そして、ついに取り外したドアノブがこちら──

握り玉 鍵交換

学びと注意点

今回の作業で改めて思ったのは、
古い鍵ほど簡単には外れないことが多いということ。
握り玉タイプの鍵を交換される方は、事前に構造や工具の準備をしっかりしておくことをおすすめします。

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