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もしものとき、賃貸借契約はどうなる?

こんにちは。

つい最近まで新年という言葉を使っていたような気がするのですが気づけばもう2月も終盤、早いものです。

前回は安否確認に関するお話を書きましたが、
管理の現場では、ときどきこんなご質問をいただくことがあります。

「入居者が亡くなった場合、賃貸借契約ってどうなるんですか?」

普段あまり考える機会のないテーマですが、
いざという時に慌てないためにも、今日は一般的な考え方をお話ししたいと思います。

■ 賃貸借契約は“自動終了”ではありません

まず大切なポイントです。

入居者様がお亡くなりになった場合でも、
賃貸借契約が自動的に消滅するわけではありません。

原則として、契約上の権利義務は相続人に引き継がれる形になります。

ここは意外と誤解が多い部分で、

「亡くなった=契約終了」

「部屋はすぐ明け渡しになる」

と思われがちですが、実務上はそう単純ではありません。

■ 実際の現場で起きること

実務では、次のような流れになるケースが一般的です。

相続人の調査・確定

室内の残置物の整理

契約の解約手続き

精算(家賃・原状回復等)

ただし、ここで難しくなるのが、

・相続人と連絡が取れない

・親族関係が複雑

・室内の荷物整理が進まない

といったケースです。

管理会社としても、法的手続きや関係各所との調整が必要になり、
通常の退去より時間を要することが少なくありません。

■ 日頃からできる備え

もちろん、こうした事態は誰にでも起こり得るものですし、
過度に不安になる必要はありません。

ただ、管理の現場にいる立場から申し上げると、

緊急連絡先を最新の状態にしておく

ご家族・保証人様との連絡が取れる状態にしておく

体調面で不安がある場合は周囲と緩やかにつながっておく

こうした備えが、万が一の際の手続きをスムーズにすることにつながります。

■ 最後に

私たち管理会社にできることには限りがありますが、
入居者様・ご家族様・オーナー様それぞれにとって、
できるだけ円滑に対応できるよう日々備えています。

少し重たいテーマではありましたが、
「こういう仕組みなんだな」と知っていただくきっかけになれば幸いです。

住まいに関してご不安な点がありましたら、
いつでも管理会社までお気軽にご相談ください。

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