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退去シーズン前にチェック!原状回復費を抑える3つのポイント

こんにちは。景色はまだまだ秋の様相なのですが気温の低い朝はもう冬を感じますね。

年明けから春先にかけては、転勤・進学・お引越しなどで退去が集中する“繁忙シーズン”。
この時期になると、どうしても増えてくるのが「原状回復費用」に関するご相談です。

「思ったより費用がかかった…」ということにならないように、今回は退去前にやっておくと差がつく3つのチェックポイントをご紹介します。

 

① 日頃の掃除とメンテナンスを「退去直前にまとめて」ではなく「今から少しずつ」

退去立会いの際、意外と費用差が出るのが「清掃」や「汚れの定着」。
キッチンの油汚れや浴室のカビ、エアコンのフィルター汚れなどは、時間が経つほど落ちにくく、原状回復工事の対象になりやすい箇所です。

✔ キッチンの換気扇・ガスコンロまわりを軽く拭いておく
✔ 浴室やトイレの黒ずみ・カビを定期的にチェック
✔ エアコンフィルターは月1回の掃除を習慣に

退去直前に慌てて掃除するよりも、今から少しずつ“原状回復予防”をしておくことが費用を抑える第一歩です。

なお、一般的に許容できる範囲の清掃については定められた室内クリーニング費用で賄えますが、まれに汚れがひどいケースなどでは追加費用が発生することがあります。

 

② 壁・床・建具の「小さなキズ」も放置しない

「小さいから大丈夫」と思っていた壁紙の破れや床のキズが、退去時に“交換対象”と判断されるケースは少なくありません。

たとえば、画びょう跡や粘着フックの剥がし跡、ペットによるキズなど。
こうしたものは早めにホームセンター等で補修しておくと、部分補修で済むケースが多く、張り替えよりもはるかに安価です。

✔ 壁紙の剥がれは補修シールでカバー
✔ 床のキズは木製用補修クレヨンで目立たなく
✔ 粘着テープ類は“賃貸用”表示のものを選ぶ

「直せるうちに直す」ことで、退去時の請求リスクを大きく下げられます。

ただし!素人の補修がかえって状況を悪化させることもあるのでご心配な場合はまずご相談ください。

 

③ 設備不具合は「放置せず、早めに報告」

設備の不具合(照明・水漏れ・ドアの建付けなど)をそのままにしておくと、退去時に「使用中の不注意による破損」と判断されることがあります。

入居中のうちに管理会社へ報告しておけば、経年劣化として修理・交換が行えるケースも多いです。
特にエアコン・給湯器・水栓などは修理費が高くつく部分なので、

「ちょっと調子が悪いかも?」
と思った時点でご連絡いただくのが安心です。

■ まとめ

原状回復費用を抑えるコツは、「退去の準備を退去直前にしない」こと。
普段からのひと手間と、早めの報告で結果が大きく変わります。

私たち管理スタッフも、入居者の皆さまが気持ちよく新生活へ進めるようお手伝いしますので、
不安な点や疑問があればお気軽にご相談ください。

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