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「ちょっと交換するだけ」のはずが…鍵交換3時間耐久戦

皆様こんばんは。
川木建設の北垣です。

今回は、「握り玉」と呼ばれるタイプの鍵の交換に挑戦しました。
握り玉とは、ドアノブと鍵穴(シリンダー)が一体型になっている古いタイプの鍵で、賃貸物件などでもよく見かけます。

鍵交換スタート!

交換作業は一見簡単そうに見えますが、これがなかなかの難敵でした…。
まず最初の工程は、室内側のドアノブに開いている小さな穴を見つけること。この穴は、ノブを固定している留め具を外すためのポイントです。

ここに、鉤爪(かぎづめ)状の特殊スパナを引っかけて、くるっと回すことでノブが外れる仕組みになっています。

握り玉 鍵交換250719185401843

ここからが本番。まさかの3時間…

ドアノブを外すと、今度はネジが現れます

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このネジを外すことで、外側(部屋の外)のドアノブが外れる仕組みになっているのですが……。

これが一筋縄ではいきません。

ドライバーで回しても回しても、押しても引いても延々とネジが回り続け、全く外れる気配がないのです。

いくら丁寧に回しても、ネジは空回り。
——だったらもう、力で解決するしかない。

ということで、ボルトクリッパーを手に取り、ネジの頭を飛ばすという強硬手段に出ることにしました。

しかしここでも、またしても壁が立ちはだかります。
ネジそのものがガッチリとパーツに囲まれ、鋼鉄の要塞のように守られている状態だったのです。
「刃が通らない……。なら、周囲から切り倒していくしかない。」

一つひとつ、周りのパーツを破壊・切断しながら、
ようやく、ようやくネジ本体へとたどり着きました。

この時点で、すでに3時間経過

そして、ついに取り外したドアノブがこちら──

握り玉 鍵交換

学びと注意点

今回の作業で改めて思ったのは、
古い鍵ほど簡単には外れないことが多いということ。
握り玉タイプの鍵を交換される方は、事前に構造や工具の準備をしっかりしておくことをおすすめします。

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