水道管の凍結にご注意(水が出ません・水漏れしています)
皆さんこんにちは。
今週末、何度目かの「今シーズン最強の寒波」がやってくるそうです。
今日のタイトルは『水道管の凍結にご注意』です。
水道管の凍結なんて雪国だけの話で、埼玉県ではそんなこと滅多に起きないだろう。
そうお考えですか?
標高が高くなくても、雪が降っていなくても、意外と埼玉県でも水道管の凍結が起きています。
・気温がマイナス4度を下回る
・氷点下の日が続く
・北向きなど日当たりの悪いところに水道管がある
・風通しの良いところに水道管がある
こんな条件下では水道管の凍結が起きえます。
昨年の1月26日前後には6つの建物で凍結関連のお問合せ等がありました。
不思議なもので、例えば101号室の水道管が凍結したとして102号室も凍結しているとは限りません。
上に挙げたような条件の他にも
・水をほとんど使用しなかった
というケースでは他の部屋よりも凍結の可能性が高くなります。
水道管凍結に関するよくあるお問合せベスト1は
「水がでません」
これです。
凍結が原因で水が出ないということであれば残念ながら特効薬というのはありません。
自然に解凍するのを待つのが最も適した対応法と言えるでしょう。
絶対にやってはいけないのが「水道管に熱湯をかける」ことです。
凍った水(氷)を急激に熱してしまうと水道管が破裂してしまうことがあります。
凍結はいつか解消しますが水道管の破裂は大変なことになります。
くれぐれも焦って水道管に熱湯をかけることのないようにお願いします。フリではありません。ダメですよ。
万一水道管が破裂して水が噴出してしまった場合、管理会社や水道会社が訪問するまでには時間を要します。
まずできることとして、元栓を閉めるということがあります。
アパートやマンションであればお部屋を出てすぐ右か左の壁にある扉を開くと水栓があることが多いでしょう。
戸建であれば玄関や勝手口付近に水色(とは限りませんが)の蓋を見つけることができればそこに水道メーターと止水栓があります。
大変お手数だとは思いますが万一の事態に慌てることのないよう、暮らしているお部屋の止水栓がどこなのか一度確認しておくと良いと思います。
開いている状態の止水栓を右に90度捻ると閉栓の状態になりお部屋への水の供給が止まります。
戻す時には逆の手順です。
誤ってよそのお部屋の止水栓を閉じてしまうようなことのないようにお願いします。
「水がでません」「水漏れしています」
というトラブルに出会ってしまったら、このブログの内容を思い出していただけると幸いです。