こんな時どうするの?~賃貸借契約書を確認してみましょう~
皆さんこんにちは。
すっかり朝晩寒くなってきましたね。
気づけば既に年末や年始の話題が聞こえてきています。
今年ももうすぐ終わりだなんて、なんだか信じられない思いです。
さて、皆さんは賃貸借契約書や約款というものに、きちんと目を通しますか?
契約書というのは大切なものなので、極力目を通しておくべきですよね。
もしかしたら、自分が気づかずにいる重要なことがそこには書いてあるかもしれません。
わかりやすいところからいきましょうか。
①「ペットを飼いたいんですが、どうしたら良いですか?」
勝手に飼ってしまってはいけませんね。
そもそもペット可の物件とそうでない物件があり、
ペット可でない物件の方が多いです。
ペット可の物件であっても、ペットを飼う場合お預かりする敷金を1ヶ月分増やしていただく
ケースなどがあります。
必ず管理会社に連絡・相談をお願いします。
②「最近物騒なのでカギを追加でつけたいです。つけて良いですか?」
③「高級な自転車に乗っています。盗まれるとイヤなのでオートロックの中に入れて良いですか?」
④「寒くなってきたので石油ストーブを使って良いですか?」
これらの回答はまとめてNGです。
絶対に例外がないかというとそう言い切れないところがありますが、
基本的にNGだと捉えてください。
これらの内容はすべて契約書や約款の「禁止事項」の項目に書かれています。
①~④までの内容は、相談されてもNGと回答することがほとんどですが、
もっと悪いのはNGと知っていて(知らなくても)無断でこれらを実行してしまうことです。
禁止行為を入居者様がしていることがわかれば、
極端にいうと契約解除・明け渡しを迫らざるを得なくなります。
双方にとって不幸なことです。
ですからこうした管理会社に何か指摘されそうなことは、念のため相談しておくに越したことはありません。
年末の片付けのついでに、契約書や約款を一度見直してみてください。
何か違反してしまっていることはありませんか?
心当たりのある方はどうぞご相談ください。