ゴミ問題
こんにちは、賃貸メンテナンスチームの荒井です。
さて、繁忙期も終わり新生活にも徐々に慣れ始めた頃かと思います。
この時期に頻繁に起きるのがゴミ問題です。
水曜日のブログ(島野担当)でもあったように、
ゴミ出しのルールが守られておらず残ってしまうという事態が度々起こります。
原因としては、ざっくり分けて以下の3通りがあります。
①各自治体や管理会社によってゴミ出しのルールが異なるので以前住んでいた時のルールで捨ててしまっている。
②電化製品などリサイクル料を払うのが嫌なのでゴミ置き場に放置(不法投棄)
③ゴミ捨てのルールは知っているが面倒なのでルールを守らず捨ててしまっている。
①に関しましては、ルールをご説明すれば改善されることが多いのであまり問題ではないのですが、
②③に関しては弊社の管理物件に限らず、日本全体で問題視されているのではないでしょうか。
そこで、今回は世界のゴミ問題に対する取り組みを調べてみました。
まず、日本は世界でも上位にランクインするほどゴミの排出量が多い国であり、リサイクル率がかなり低い国でもあります。
言ってみればゴミ問題に関しては「発展途上国」ということです。
「発展途上」であれば成功している国を真似るのが成功への近道ということで、
「環境先進国」を調べてみました。
まずは何と言っても、スウェーデン‼
国民が出すゴミの96%をリサイクルに回す事に成功しているのだとか。
特に可燃ごみをエネルギーに変える施設が充実していて、
一説によると、自国のゴミだけではなく他国から可燃ごみを輸入しエネルギーの足しにしていらしいです。
可燃ごみをエネルギーを使って消却している日本とは真逆ですね。
続いて、ドイツ‼
物を作る段階からリサイクルを考えて製造する方法を取っています。
有名なのが「デポジェット制」という制度です。
日本語に言い換えると「預り金制度」になるこの制度、商品を買う時に預かり金を上乗せして支払い、
容器や製品を返却することで預けている金額が返金されるシステムです。
実は日本でもごく一部の分野で導入されています。
多分、昭和時代に幼少期を過ごした人には記憶があるはず…
ビール瓶やジュース瓶を買ったお店に返却すると10円~20円返って来るアレです。
私もよく親に頼まれて酒屋さんに返却しに行ってました。
もちろん帰ってきたお金はお小遣となり、当時は大切な収入源でした(笑)
何回かやっていると悪知恵が働き、道に落ちている瓶を拾ったりしていました。
例えばこの制度を電化製品に置き換えたら不法投棄とか無くなると思いませんか?
日本におけるゴミ問題、意外と海外の取り組みを導入することで早期解決が出来るかも知れませんね。
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