孤独な熱中症
こんにちは。
賃貸管理部メンテナンスチームの荒井です。
8月に入り一段と暑さが増してきましたね
連日、熱中症関係のニュースが報道されてますね。
小・中学校ではプールに入っていても水温が高すぎて熱中症になる可能性があるということで
水泳の授業が中止になっているのだとか…
また、水に限らず部屋の中でも熱中症にかかる人が増えているらしいですよ
私の学生時代は「エアコンを使うと体力が落ちるから使うな」
と部活の顧問によく言われました。(現在で同じ事を言ったら大問題ですね。)
揚げ句の果てに「水は心肺機能が弱くなって、すぐバテるから飲むな。」とも言われてました。
エアコンを付けて欲しいと提案すると「今の若い者は…」で一喝されたものです(笑)
エアコンのない時代を過ごしている年代の方から見ると
エアコンは「贅沢品」というイメージが強いのかもしれません。
それが原因かは分かりませんが、高齢の方が室内で熱中症になってしまう事例が
爆発的に増えているそうです。
なぜ、熱中症が増えているのかというと、
単純に平均気温が上昇しているからです。
そこで、どれだけ上昇しているのか調べてみました。
最新の2018年7月の平均気温から比べてみたいと思います。
【現在】 2018年7月 28.3℃
【10年前】 2008年7月 27.0℃
【20年前】 1998年7月 25.3℃
【30年前】 1988年7月 22.4℃ IPCC設立 地球温暖化世界的に問題視
【40年前】 1978年7月 27.8℃ 高度経済成長期
【50年前】 1968年7月 24.7℃ 高度経済成長期 エアコンが一般家庭に普及
【60年前】 1958年7月 24.9℃ 高度経済成長期
【70年前】 1948年7月 26.0℃
【80年前】 1938年7月 25.0℃
【90年前】 1928年7月 23.4℃
【100年前】1918年7月 26.0℃
10年単位でみると波がありますが、確実に平均気温は上昇しています。
エアコンが無い生活を経験している世代の平均気温と比べると、3.4℃上昇しています。
今、一般的に推奨されているオフィスの温度が26℃で60年前の7月の平均気温は24.9℃。
現在のエアコンを付けた状態が、60年前の平均気温となります。
そう考えると、現在の気温に対して身の危険を感じませんか?
「今の若い者は…」で片付く問題でもなければ、「根性」で乗り切れる問題でもありません。
エアコンを上手に使って、熱中症を防いでいきたいですね☆
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